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支部長のつぶやき第005話『スパーリングは勝負ではない』[2026.02.14]

スパーリングは「勝負」ではなく、
テクニックを試す場だと、私は考えています。

もちろん異論はあると思います。

今までの数十年にわたる練習の中で、

「〇〇さんから一本取った!」
「●●君にペースを取らせなかった。」

といった声を、ちょいちょい耳にします。
もちろん、参考程度であればいいと思います。

ただ、なぜそこが本質ではないかというと、相手がどんな目的でスパーリングをしているか分からないからです。

試合の目的は「勝利」です。
でもスパーリングでは、相手が常に「絶対に勝つ」という気持ちでやっているとは限りません。

それぞれが、それぞれのテーマを持って取り組んでいます。

もちろん、

「このスパーは必ず一本取ろう」
「ポイントを取られないようにしよう」
「一本も取られないようにしよう」

と、試合を想定して臨む方もいるでしょう。

一方で、

「△△のテクニックを試してみよう」
「苦手な◇◇ガードをやってみよう」
「いつも■■ばかり使ってしまうから、今日は封印してみよう」

など、目的は本当に様々です。

そんな相手に対して、もし勝ったとしても、
それは“勝利”とは言えませんよね。

なぜなら――
スパーリングだからです。

というわけで、スパーリングでは
勝った・負けたではなく、

「●●が出来た!」
「今日は◇◇にチャレンジできた!」

というように、
テーマを持って取り組むことが大切だと思います。

そうすることで確実に上達していきますし、
結果的にそれが一番の近道です。

勝負論だけで捉えるなら、
スパーリングは弱くていいんです。

皆さん、スパーリングでは
どんどんテクニックにチャレンジして、
どんどん失敗して、
どんどんタップしましょう。

絶対に上手くなりますよ。